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曹 祐子
Yuko Soh

Heartfelt Dining / がん病態栄養専門管理栄養士 
Heartfelt Dining / Certified Specialist of Registered Dietician for Cancers(CSRDC)

兵庫県出身。管理栄養士取得後、病院、大学病院、がん専門病院での栄養管理業務を経てフリーランスへ
現在はHeartfelt Dining代表、がん患者支援団体、クリニック、栄養ケア•ステーションでの栄養指導や食事相談業務、栄養士養成校講師、レシピ開発、監修、コラム執筆などを行う。病気の有無に関わらず「おいしい!」と自然に笑顔がうまれる食卓作りをテーマに活動している。

所属チーム
HPVWCW実行委員会広報渉外防がんMAP防災
Cancerストーリー

管理栄養士として、がん治療のための栄養管理に携わる中で、患者さまとご家族の苦痛や不安、そして希望や喜びなど様々な思い、時間を共有いただいた。
この経験が今も大切な宝物であり、原動力になっている。
中でも印象的なのが、退院後の体調の変化や続く治療、食事や栄養に関する患者様自身の不安が多いこと。そして同様の心配を抱えながらサポートするご家族の存在とその負担。両者の思いが交差し、お互いが思い合うが故に苦痛が増強するというケースが多いことだった。医療施設での栄養サポート体制は整いつつありますが、在宅療養中の体制はまだまだ乏しく、食事に関するエビデンスは得られにくいため、不確かな情報で混乱することも少なくないと感じています。また医療者へ相談機会を得ないまま、情報や自己判断を頼りに療養する方々の存在に触れ、「医療から少し離れた場所に専門家として栄養士が存在し、気軽に相談できる環境が必要である」「私にできることがそこにある」と確信し現在に至っています。
CancerXとの関わりは2020年から、2022年度昭和大学リカレントカレッジを機に参画。がんサバイバーとケアギバーそして医療者との架け橋になるべく、活動して参ります。

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