森田 十徳
Mitsunori Morita
株式会社インテージヘルスケア スペシャリティ領域室 室長
INTAGE Healthcare Inc. Head of Specialty Therapeutics Area Department
東京生まれ。高校生でDNA・遺伝子研究に関心を抱き、大学院、米国国立研究所での研究、バイオベンチャーを経て、一貫して遺伝性疾患やがん(オンコロジー)領域の研究開発に従事。2008年より現職、オンコロジー領域中心の医薬品マーケティングリサーチに携わり、医療現場の切実なニーズを痛感しました。「より良い医療環境に貢献したい」との強い想いからCancerXの理念に深く共感し、2025年より参画。これまでの専門知識と経験を活かし、がん医療の希望ある未来づくりに尽力します。
所属チーム
Cancerストーリー
高校時代の生物の授業がきっかけで、生命の設計図であるDNAや、遺伝子の働きを精緻に制御するメカニズムに強い探究心を抱き、大学・大学院へと進学しました。その後、米国国立研究所での研究活動、帰国後のバイオベンチャー勤務と、キャリアを通じて一貫して遺伝性疾患やがん(オンコロジー)領域の研究開発に情熱を注いでまいりました。
2008年からは、現職の株式会社インテージヘルスケアに籍を置き、特にオンコロジー領域を含むスペシャリティ医薬品のマーケティングリサーチ業務に長年従事しております。この仕事を通じて、医療の最前線に立つ医療従事者の方々、そして病と向き合いながら懸命に生きる患者さんやそのご家族の、言葉にできないほどの多様な考えや切実な想いに数多く触れる機会を得ました。その中で、医療現場におけるまだ満たされていないニーズや課題を肌で感じ、深く認識するに至りました。
「これまでの研究やマーケティングリサーチで培ったがん領域の専門知識、そして様々な立場の方々から学んだ貴重な洞察を、どうすればより直接的に、より広く医療環境の質の向上に繋げられるのだろうか?」この問いを常に自らに投げかける中で、CancerXが目指すビジョンとその活動、特に「『誰もがんを理由に諦めることのない社会』の実現を目指す活動」に強く心を動かされました。CancerXのイベントへは2019年の初回(リアル開催)から不定期で参加しておりましたが、2024年に初めてボランティアとして関わらせていただく機会を得ました。その際、CancerXのメンバーの方々が、多忙な本業の傍らで、がん医療の未来に対する熱い想いを持ち、精力的に活動されている姿に深く感銘を受けました。
そして2025年、CancerXの社員として活動できる貴重な機会をいただきました。これまでの経験で培った専門性と、多様な方々の声に真摯に耳を傾ける姿勢を大切にしながら、CancerXと共に、より良いがん医療の未来を一日でも早く手繰り寄せるための一助となれるよう、自身にできることの全てを通じて貢献していきたいと考えております。
LinkedIn: https://www.linkedin.com/in/mitsunori-morita-2a23b7233/