沖﨑 歩
Ayumi Okizaki
薬剤師 / 薬学博士
Pharmacist / Pharmacy, Ph.D
千葉県出身。薬剤師。大学卒業後、国立がん研究センター東病院薬剤師レジデント修了。大学院を経て主に緩和ケア領域の臨床研究に従事。現在は医療IT系スタートアップ企業に勤務。趣味は国内外の薬局をめぐり、現地の薬剤師と地域のがん医療に関する取り組みや医薬連携について会話すること。緩和ケア病棟での患者さんとの交流に、と思って始めたウクレレ歴は7年。
所属チーム
HPVPharma防災
Cancerストーリー
がんを初めて知ったのは幼い頃、私が生まれるちょうど一年前に叔父が大腸癌で若くして亡くなったのだと聞かされたとき。それ以来がんは遠くないところにあるなんだか怖いものとして無意識下にいつもありました。国立がん研究センターで医療者として向き合うようになって、必ずしも悲劇ばかりではなく、そこにはがんである前にその人の「生」があることを実感するようになりました。気づけば私の祖父母も父もがん患者であり、年齢を重ねるほど交友関係が広がるほど、身近な疾患になってきています。がんだけでなく、あらゆる疾患や障がいを抱えても、自分が望む毎日を過ごせるような社会の仕組みづくりに関わることができれば、と思い参加しました。