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川口 美喜子
Mikiko Kawaguchi

大妻女子大学家政学部 教授
R.D., PhD. Professor, Department of Food Science, Faculty of Home Economics, Otsuma Women's University
管理栄養士
医学博士

43歳でマラソンを始めた。速くなりたくてただ一人で坂道やスピードトレーニングをしてタイムは伸びレースでは入賞したが、下血が続き練習のためだと思った。
受診後、直腸がんと告知を受け、人工肛門造設の可能性も知った。今後の治療を勤務先の大学病院か近隣の病院にするのか決定するようにと告げられた。そこまでの記憶は鮮明だ。「食べること」がその時の自分を支える医療として重要であったのか。いつもそのことを心に思う。