AYA世代(思春期・若年成人)になった小児がん経験者は、治療、生活面での支援、心理的サポートにおいて、様々な社会的課題に直面しています。特に社会的ニーズの支援体制が不十分な状況が続くなか、本セッションでは患者の自己決定力向上と家族・ケアギバーへの支援体制について、実現可能な解決策を皆さんと共に探ります。
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DAY 1
1/26 (日)
16:00 - 17:30
【CancerX 小児→AYA】
主催セッション現地
〜小児からAYAへのトランジション課題を考える〜
- 鈴木 彩 ( 国立成育医療研究センター 小児がん相談支援センター ソーシャルワーカー )
- 中平 瑛子 ( 病院薬剤師 / 小児がん経験者 )
- 真部 淳 ( 北海道大学医学部小児科・教授 )
- 山下 公輔 ( (公財)がんの子どもを守る会 理事長 )
- モデレーター:鈴木 美慧 ( 学校法人聖路加国際大学聖路加病院遺伝診療センター 認定遺伝カウンセラー )
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Cancer Agenda 03
がんに関するアンメットニーズ*を可視化する
*世の中に認知されていない潜在的なニーズ(欲求・要求・需要)のこと。それを求める人数が少ないことや声を上げにくい環境が原因となり満たされていないニーズを指す。
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Cancer Agenda 04
がん領域におけるマイノリティ*への公平なサポートを拡充する
*一般的には少数派のこと。本アジェンダでは、がん領域において公平なサポートを受けられていないグループの人を指す。
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Cancer Agenda 08
患者だけではなくケアギバー*も支える環境を整える
*本アジェンダでは、生活上の助けを必要とする人をサポートする様々な人のこと。
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Cancer Agenda 12
患者力*が育つ環境をつくる
*自分の病気を医療者任せにせず、自分事として受け止め、いろいろな知識を習得したり、医療者と十分なコミュニケーションを通じて信頼関係を築き、人生を前向きに生きようとする患者の姿勢(引用元:PEP(Patient Empowerment Program)。
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