がん治療中における生活課題の1つに肌の乾燥や痒み、痛みなどがある。医師、看護師、薬剤師などの医療者のみならず、患者や家族などの当事者、地域にあるドラッグストアの薬剤師など、それぞれが工夫をして対策を行っている。しかし、医師を中心に病院でがんの治療に関わる医療者は、患者のQOLを考えた上で、患者の暮らしにおけるアドバイスを行えているかというと、必ずしもそうではない。本セッションでは、がん治療中におけるスキンケアという点において、その人の暮らしにおけるQOLを維持・向上するという視点から、それぞれの立場で議論をしていきたい。
DAY 6
2/4 (日)
14:45 - 16:15
【CancerX スキンケア】分科会(3階3301)
主催セッション現地
~スキンケアは誰が主役?みんなで考えてみませんか~
- 稲葉 さやか ( 花王株式会社 スキンケア研究所 上席主任研究員 )
- 上野 直人 ( CancerX 共同発起人・共同代表理事 / ハワイ大学がんセンター ディレクター )
- 藤澤 陽子 ( JTOP(Japan TeamOncology Program) / 千葉大学医学部附属病院 がん看護専門看護師 )
- 山崎 多賀子 ( 美容ジャーナリスト )
- モデレーター:縄田 修一 ( 昭和大学横浜市北部病院 薬剤部部長(准教授) )
Cancer Agenda 03
がんに関するアンメットニーズ*を可視化する
*世の中に認知されていない潜在的なニーズ(欲求・要求・需要)のこと。それを求める人数が少ないことや声を上げにくい環境が原因となり満たされていないニーズを指す。
Cancer Agenda 06
がんになっても自分らしく人生を送ることをあたりまえにする
Cancer Agenda 14
患者のQOL*を重視した医療を提供する
*Quality of Life の略。ひとりひとりの生活の質のこと。
Cancer Agenda 19
がん領域以外の多様な立場の人とも学び合うTAG