がん治療の進歩で、5年生存率などが改善し、病気を抱えながら生活をする人が増えた。 また、医療に対する国民のニーズは、資源が限られる中で高まっている。 以上から、がんにおける社会課題は、以前にも増して存在しているともいえる。 そんな中、製薬企業は従来の創薬や流通以外の活動が期待されている。 一方で企業を取り巻くルールは厳しくなっており、社会課題に着手しにくいことも事実だろう。 よって、WCW2023では、製薬企業・業界を取り巻く社会課題を可視化し、チーム医療のひとつである 製薬企業がどのようにして社会やコミュニティと関わっていくのがよいかを皆で検討したい。
DAY 8
2/5 (日)
10:45 - 11:45
【CancerX Pharma】
主催セッション
〜製薬企業と社会やコミュニティーとの接点とを考える。患者のために何ができて、何ができないのか?〜
- 上野 直人 ( ハワイ大学がんセンター ディレクター M.D., Ph.D., F.A.C.P. CancerX 共同発起人・共同代表理事 )
- 後藤 太郎 ( ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社 執行役員・ ヘマトロジー・オンコロジー事業部門長 )
- 福岡 隆 (第一三共株式会社 取締役 常務執行役員 経営戦略本部長 )
- モデレーター : 瀧口 友里奈 ( 経済キャスター / 東京大学工学部アドバイザリーボード / 新生銀行 社外取締役 / 株式会社グローブエイト代表取締役 )
Cancer Agenda 03
がんに関するアンメットニーズ*を可視化する
*世の中に認知されていない潜在的なニーズ(欲求・要求・需要)のこと。それを求める人数が少ないことや声を上げにくい環境が原因となり満たされていないニーズを指す。
Cancer Agenda 09
持続可能な医療のしくみを構築する
Cancer Agenda 14
患者のQOL*を重視した医療を提供する
*Quality of Life の略。ひとりひとりの生活の質のこと。
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