CX患者力では、2021年には、患者力とは何か、一般の方への教育啓発の取り組みの紹介がされた。2022年には、がん当事者を含む様々な立場から、患者力を向上するために必要なことについてディスカッションされた。その中で、患者力の向上には、患者が力をつけることに注視されがちだが、周囲が支える環境を創ることの重要性について議論された。
そこで、2023年のセッションでは、がん当事者が患者力を向上さえるために、また周囲が支える力を向上していけるよう、CX患者力 ~エンパワメントの輪を拡げよう~と題し、がん当事者、医師、ヘルスリテラシーの研究者にご登壇いただき、当事者の患者力の向上、及び家族、医療従事者、社会がどのように患者力を支え、エンパワメントしていけるかについてディスカッションし、患者力が育つ環境の創出に寄与したい。
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DAY 7
2/4 (土)
12:00 - 13:00
【CancerX 患者力】
主催セッション
~エンパワメントの輪を拡げよう~
- 上野 直人 ( ハワイ大学がんセンター ディレクター / M.D., Ph.D., F.A.C.P./ CancerX 共同発起人・共同代表理事 )
- 高尾 美穂 (女性のための統合ヘルスクリニック イーク表参道副院長)
- 中山和弘 (聖路加国際大学 教授)
- 山添 真喜子 (国内系総合シンクタンク 主任研究員)
- モデレーター : 入江 佳子 ( 筑波大学附属病院 がん看護専門看護師 緩和ケア認定看護師 がんゲノム医療コーディネーター )
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Cancer Agenda 06
がんになっても自分らしく人生を送ることをあたりまえにする
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Cancer Agenda 12
患者力*が育つ環境をつくる
*自分の病気を医療者任せにせず、自分事として受け止め、いろいろな知識を習得したり、医療者と十分なコミュニケーションを通じて信頼関係を築き、人生を前向きに生きようとする患者の姿勢(引用元:PEP(Patient Empowerment Program)。
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Cancer Agenda 14
患者のQOL*を重視した医療を提供する
*Quality of Life の略。ひとりひとりの生活の質のこと。
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