これまでCancerX課題発見は、アートや写真を使った「対話型鑑賞」を使って、CancerXに関わる人々の多様性を活かしたワークショップにより、個人個人のバイアスに気が付き、問題の本質や潜在的なニーズを読み解く練習と、それらを応用した実践事例を紹介してきました。
対話型鑑賞のメリットは、自分と他人の違いを把握し、受け入れることで、自分の中に「変化」が生まれ、新しい「気づき」を無数に得られることであり、複雑な社会課題の解決にみんなで臨む場合に、非常に使えるツールであることが示せたのではないかと思います。
本年は、課題を解決するための「創造性」に目を向け、生物の進化に創造性を学ぶ「進化思考」のフレームワークを用いて、CancerXのメンバーと参加者でフラットに、「CancerX」を進化させることに挑戦したいと思います。 生物の進化は、適応と変異の繰り返しで、千差万別の多様な生き物へ分化したと考えられています。 まさに創造性にも、似たような構造があると太刀川英輔氏は気がつき、24時間の実践的なワークショップ手法を考えだしました。 一人の創造性は、方法論で向上する。 みんなの知恵を合わせれば、創造性は飛躍することが示されています。
あとは、やるかやらないか。 課題発見したなら、課題を含んだ「X」を進化させてみようではありませんか。 がんと言われても動揺しない社会を実現するには、一人一人の創造性を向上させつつ、共創するしかありません。 共創のプラットフォームへ進化するために、45分間で、皆さんの知恵を結集させたいと思います。
DAY 6
2/3 (金)
18:15 - 19:15
【CancerX 課題発見】
主催セッション
〜課題発見のその先へ。進化思考で「X」を進化させる方法。〜
- 講師:大浦イッセイ ( NPO法人 まもるをまもる 代表理事 )
- 谷山伸子 ( エシカルファッションスタイリスト )
- 手嶋 州平 ( 株式会社musuhi 取締役 / 鹿児島外語学院 副学長 )
- 水谷 真一郎 ( 株式会社Creative CARAVAN 代表取締役 )
- 横山 太郎 ( 医療法人社団晃徳会 横山医院在宅・緩和クリニック 院長 / 医療補助動画 / スマホセンター / Co-Minkan Indicocrea )
- モデレーター : 西垣 孝行 ( 森ノ宮医療大学 臨床工学科 准教授(臨床工学技士/応用情報科学博士) NPO法人 まもるをまもる 代表理事 )
Cancer Agenda 01
がんのイメージをアップデートする
Cancer Agenda 03
がんに関するアンメットニーズ*を可視化する
*世の中に認知されていない潜在的なニーズ(欲求・要求・需要)のこと。それを求める人数が少ないことや声を上げにくい環境が原因となり満たされていないニーズを指す。
Cancer Agenda 16
研究開発・医療を行う人材やチームの質を高める
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