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DAY 7
2/5 (土)
12:45 - 13:45
【CancerX “治療”選択】 主催セッション
~なぜ緩和医療といわれると終末期のイメージになってしまうのか?~

Cancer Agenda 01

がんのイメージをアップデートする

Cancer Agenda 12

患者力*が育つ環境をつくる

*自分の病気を医療者任せにせず、自分事として受け止め、いろいろな知識を習得したり、医療者と十分なコミュニケーションを通じて信頼関係を築き、人生を前向きに生きようとする患者の姿勢(引用元:PEP(Patient Empowerment Program)。

Cancer Agenda 13

最適な医療を選択できるようにする

Cancer Agenda 14

患者のQOL*を重視した医療を提供する

*Quality of Life の略。ひとりひとりの生活の質のこと。

 『緩和医療』といわれたら終末期のイメージを持つ人が多いのではないでしょうか?確かに、緩和医療の重要な位置づけとして終末期の要素は含まれていますが、昨今では早期から緩和ケアを行うと患者さんのQOLが改善するという報告や、事前にこれからのことを話し合う『アドバンスケアプラニング(ACP)』が重要視されています。しかし、2人に1人ががんに罹患する時代に緩和医療の専門に携わるスタッフだけでこれらを対応することは難しく、実臨床は終末期医療をメインにおこなっていることが緩和ケア=終末期というイメージにつながっている一因になっているのではないでしょうか?

 本セッションでは、今後手術・抗がん剤に加えて緩和医療といった“治療”を(1)適切に患者が選択できるためには(2)適切に患者に届ける(デリバリーする)ためには、どのようなアイデアや取り組みがあるのかを共有して頂き、議論を通してみなさまと学びたいと思います。

 (CancerX 横山・三嶋)

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