U I C C(国際対がん協会)でも発表されている通り、医療格差の是正は国際的な問題になっている。格差には経済、年齢、性別、教育、など多く存在するが、地域格差はとりわけ高齢化が進む日本において非常に大きな社会課題である。
CancerX 自治体ではこれまで横浜市との取り組みを通じてこの課題と向き合ってきた中で、横浜市という超大型の自治体ならではの壁も見えてきている。
その中で、視点を変え、多種多様な様々な自治体や団体での取り組みを通じて、この課題の解決策を探りたい。
今回は奈良県とコミュニティナースの試みを紹介頂き、その後、自治体と一体隣地域で新たな試みを推進する際の経緯やポイント、苦労話、ぶっちゃけ話など、ざっくばらんにみんなで議論したい、そんなセッションです。
DAY 6
2/4 (金)
17:30 - 18:30
【CancerX 自治体】
主催セッション
コミュニティの力で医療の壁を超える! ー奈良県とコミュニティナースの取り組みー
- 松井 直也 (知事公室奥大和移住・交流推進室 主査)
- 丸岡 嘉人 (知事公室奥大和移住・交流推進室 室長)
- 矢田 明子 (Community Nurse Company株式会社 代表取締役 / 株式会社Community Care 取締役 / 一般社団法人 Community Nurse Laboratory 代表理事)
- 横山 太郎 (医療法人社団晃徳会 横山医院在宅・緩和クリニック 院長 / 医療補助動画 スマホセンター Co-Minkan Indicocrea)
- モデレーター : 加藤 容崇 (慶應義塾大学医学部腫瘍センターゲノム医療ユニット 特任助教 / 北斗病院腫瘍医学研究所 医師)
Cancer Agenda 05
市民が主役のがんに向き合えるコミュニティ形成をする
Cancer Agenda 08
患者だけではなくケアギバー*も支える環境を整える
*本アジェンダでは、生活上の助けを必要とする人をサポートする様々な人のこと。
Cancer Agenda 09
持続可能な医療のしくみを構築する
Cancer Agenda 12
患者力*が育つ環境をつくる
*自分の病気を医療者任せにせず、自分事として受け止め、いろいろな知識を習得したり、医療者と十分なコミュニケーションを通じて信頼関係を築き、人生を前向きに生きようとする患者の姿勢(引用元:PEP(Patient Empowerment Program)。
Cancer Agenda 15
医療の公平性を担保する
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