loading

Page Top
DAY 1
1/30 (日)
15:45 - 16:45
【CancerX AYA】 主催セッション
~命をつなぐ選択肢・妊孕性温存について知る・考える~

Cancer Agenda 03

がんに関するアンメットニーズ*を可視化する

*世の中に認知されていない潜在的なニーズ(欲求・要求・需要)のこと。それを求める人数が少ないことや声を上げにくい環境が原因となり満たされていないニーズを指す。

Cancer Agenda 04

がん領域におけるマイノリティ*への公平なサポートを拡充する

*一般的には少数派のこと。本アジェンダでは、がん領域において公平なサポートを受けられていないグループの人を指す。

Cancer Agenda 11

誰もが必要な時に適切ながん情報を得られるようにする

Cancer Agenda 12

患者力*が育つ環境をつくる

*自分の病気を医療者任せにせず、自分事として受け止め、いろいろな知識を習得したり、医療者と十分なコミュニケーションを通じて信頼関係を築き、人生を前向きに生きようとする患者の姿勢(引用元:PEP(Patient Empowerment Program)。

背景
  2021年4月から厚生労働省による小児・AYA世代のがん患者等の妊孕性温存療法研究促進事業が全国でスタートし、胚(受精卵)凍結や未受精卵子凍結などへの助成金が適応された。 また2022年4月から不妊治療が保険適用になることもあり、今回のWCW2022では、AYA世代の「妊孕性温存(にんようせいおんぞん)」について取り上げたい。 現在、年間約2万人のAYA世代の方が、新たにがんの診断を受けるとされている。様々なライフイベントがおこる世代にとって、がんの経験と同時にパートナーや家族と妊孕性について知る、考えるそのときに、どのような支援があり、また何を話し合うべきか。このセッションを通して考えを深めていく。

ワード解説
AYA世代:Adolescent&Young Adult(思春期・若年成人)のことをいい、15歳から39歳がこの世代に含まれる

妊孕性(にんようせい):妊娠するための力のこと。がんの治療では,妊娠に関わる臓器にがんができた場合だけでなく,一見妊娠と関係のないような臓器にがんができた場合でも,抗がん剤や放射線治療による影響で妊孕性が低下したり,失われたりすることがあり、女性にも男性にもかかわること。

TAG